iPhoneXS Max 修理メニュー
iPhoneXS Max (アイフォンXS Max)で
最も多い故障ケース
iPhoneXS Maxで最も多い故障内容は「画面割れ」です。歴代のiPhoneの中で最大サイズ・最重量の本体は衝撃等のダメージに弱く、高硬度のガラスを使用していても画面割れを完全に防ぐことはできません。
画面割れと併発することが多い症状としてはタッチが効かない、ディスプレイが変色する、画面に線が表示されるといった「動作不良」「液晶の表示不良」など、通常の使用に差し支えるものもあります。
単純に画面が割れてしまうだけでもガラス片や断面による怪我の危険がありますが、通話やメッセージのやりとりもできなくなってしまうとなると早急に修理が必要ですね。さらに、背面パネル(バックパネル)もガラスでできている為、画面と同じように割れてしまいます。
次によくご相談頂く症状は「カメラ故障」です。iPhoneXS Maxには過去のiPhoneの中で最高性能のカメラ機能がありますが、その分カメラを構成するパーツも多く精巧な作りをしているため、落下等の衝撃で故障することも多いようです。画面割れと同じように、カメラ表面のレンズ部分が割れるといったケースにも注意が必要です。
iPhoneXS Maxの
取扱い修理一覧
スマートドクタープロの「iPhoneXS Max(アイフォンXS Max)」の画面割れ(ガラス割れ)や、液晶の表示不具合、バッテリー交換、水没修理、カメラ修理、ホームボタンなど各種ボタン修理、充電コネクタ修理など、全取扱い修理メニューと修理料金、また修理にかかる時間(即日修理)のご案内です。お持ちの「iPhoneXS Max(アイフォンXS Max)」でお困りの症状を下記から選び、詳しい修理内容と修理料金をご覧下さい。
電源が入らない(高度復旧作業)
iPhoneXS Maxが起動しない、データが取り出せない等、復旧不能と思われる症状でも承ります。画像データ等、データを重要視されるお客様のメニューとなります。
メーカー・他業者で修理不可と言われた場合でも、まずはお気軽にお問い合わせください。
ご留意事項
※店頭修理は大阪心斎橋本店になります。全国からの修理依頼は、郵送修理で対応中です。
※登録修理対象外
※基板の診断・調査に対して診断料が4,950円(税込)の費用がかかります。
※診断結果により作業価格が変動いたします。
※追加作業はお客様にご了承頂いてからの作業となります。
- 修理料金:
- ¥30 (税込)
- 修理時間:
- 3時間~ <即日修理OK!>
ダントツで多い修理依頼!
画面割れ(ガラス割れ)修理
iPhoneXS Maxの本体落下時の衝撃や圧迫による画面の一部ひび割れから全面のひび割れまで、フロント画面をOLED(有機ELパネル)で元通りに修理します。
- 修理料金:
- 3時間~
- 修理時間:
- 約40分 <即日修理OK!>
液晶の交換&液晶不良の修理
iPhoneXS Maxの液晶の表示不具合・縦や横にスジが入る・画面の明滅(チラつき)などの症状をOLED(有機ELパネル)修理します。
- 修理料金:
- ¥40 (税込)
- 修理時間:
- 約40分 <即日修理OK!>
水没による復旧修理
iPhoneXS Maxを水に落とし電源が入らなくなった、連日お風呂に持ち込み使用していたら挙動がおかしくなったなどの場合は内部を洗浄し復旧修理を試みます。
- 修理料金:
- ¥40 (税込)
- 修理時間:
- 60分~ <即日修理OK!>
カメラ修理(アウトカメラのみ)
iPhoneXS Maxのカメラを起動した際に「ピントが合わなくなった」「ゴミのようなものが写る」といった動作不良から、「カメラが起動しなくなった」という症状まで修理します。
- 修理料金:
- 60分~
- 修理時間:
- 約30分 <即日修理OK!>
外カメラレンズ(アウトカメラレンズ)修理
iPhoneXS Maxのカメラを起動した際に「カメラレンズが割れた」「ゴミのようなものが写る」「画像や動画がぼやける」という症状まで修理します。
- 修理料金:
- ¥30 (税込)
- 修理時間:
- 約60分 <即日修理OK!>
スリープ(電源)&ボリュームボタンの修理
iPhoneXS Maxのスリープボタン(電源)が効かない、リブート(再起動)ができない、音量調節ができない、クリック感がなくなった(押し心地がおかしくなった)などの症状を修理します。
- 修理料金:
- ¥60 (税込)
- 修理時間:
- 約60分 <即日修理OK!>
スピーカーの修理
iPhoneXS Maxでの通話時に相手の声が聞こえない・着信音が鳴らない・音楽が聴こえない・音が割れているなどの症状を修理します。
- 修理料金:
- ¥60 (税込)
- 修理時間:
- 約30分 <即日修理OK!>
充電コネクタの修理
iPhoneXS Maxを充電器に繋いでも認識されない、接触不良で充電が切れるなどの症状を修理します。通話相手に声が聴こえていない・マイクが使えない・反応しない等の症状もこちらの修理で改善します。
- 修理料金:
- ¥30 (税込)
- 修理時間:
- 約60分 <即日修理OK!>
バイブレーターの修理
iPhoneXS Maxのバイブレータが振動しない、感圧タッチのクリック感(振動)がないなどの症状を修理します。
- 修理料金:
- ¥60 (税込)
- 修理時間:
- 約30分 <即日修理OK!>
その他(動作不良)の修理
iPhoneXS Maxの動作がおかしい、思ったような動きにならないなど、iPhoneXS Maxのカメラレンズが割れた、その他さまざまな症状を修理します。
- 修理料金:
- ¥30 (税込)
- 修理時間:
- 60分~ <即日修理OK!>
iPhoneXS Max修理における「法令遵守と品質管理」&「修理保証」について
「スマートドクタープロ」は「徹底した法令順守」と「世界基準の品質提供」をお客様との大切なお約束として掲げています。iPhoneXS Maxなどのスマホ端末の修理に対して、お客様に単に喜ばれるサービス提供を目指すだけではなく、大切なデータの宝庫であるスマホを安心してお使いいただきたいと「安心と安全な修理サービスの提供」を念頭に、業界のリーディングカンパニーとして取り組んでいます。
「徹底した法令順守」と
「世界基準の品質提供」
スマートドクタープロでは、
「安心と安全な修理サービスの提供」
について、
徹底した取組みを行っていることを
お客様とお約束します。
国が定める厳しい基準をクリアした
「総務大臣登録の修理業者」
まだまだ一般的には知られていないのが現状ですが、スマホ修理には、総務省「登録修理業者制度」と呼ばれる法律があります。街の修理屋のほとんどがこの制度に登録できていない状況が、法律が施行されて3年が経過しても続いており、お客様の安全を脅かしています。そんな中、「法令施行後3年間で44社」しか業界の中で登録修理業者がいない状況で、スマートドクタープロは、街の修理屋の中ではじめて「登録修理業者」として総務大臣に登録されました。※最近の状況では古い機種1機種の1箇所の修理または旧機種を登録してその他全ての機種を登録しているように見せかける・総務省からの認可・認証などを謳い不当表示している登録業者もいますのでご注意ください。なおスマートドクタープロでは加盟店単位で法令遵守して、各店舗・各加盟店ごとに複数機種で総務省に登録しています。登録修理業者制度は1法人・個人ごとの登録が必要です。同じ店舗名で営業していても特定の店鋪だけしか登録していないケースもあり、消費者を誤認させている登録業者もございますのでご注意ください。消費者保護の観点から総務省に対しても改善の要求を出しておりますが一向に対策が追いついていないのが現状です。
世界基準の品質提供のために
業界初!
「ISO9001認証を取得」
iPhone(アイフォン)修理をはじめとするスマホ修理において、最近様々な違法修理業者や違法修理における事故などが急増している中で、「スマートドクタープロ」では、業界のリーディングカンパニーとして、「安心と安全のサービス提供」を徹底して追求し続けています。
そのため、総務大臣に認められた「登録修理業者」として、世界基準の品質管理体制を構築するための「ISO9001認証」を取得、こちらも法律で決められている「電気用品安全法」に基づく「PSEマーク」の表示に対応など、全てにおいて徹底した取組みを行っております。
iPhoneXS Max修理について
「安心の修理保証」の完備
- ※ 修理後の初期不調が発生した場合に対する保証です。
- ※ 自己破損などの場合は保証対象外です。
- ※ 保証期間は、保証書の日付より「3ヶ月間有効」です。
- ※ 保証書は大切に保管して下さい。紛失の際は「修理保証」の対象外になりますのでご了承下さい。
「スマートドクタープロ」では、お客様の大切な「iPhoneXS Max」に対して、安心して修理のご依頼を頂くために「3ヶ月間の修理保証」の制度を設けております。
世界基準の品質管理によるパーツと、年間6万件の修理実績を積み重ねてきた技術スタッフであっても、端末の修理後の「万が一」に備え、「液晶が映らない」、「表示がおかしい」等の症状が発生した場合は、端末と修理完了後にお渡しする「保証書」をお持ちいただくと、交換を行ったパーツについて「最大3ヶ月間の保証対応」を行っています。
保証対象は、「スマートドクタープロ」で修理、交換した箇所のパーツの不具合や初期不良に対してのみの保証とさせていただきます。その他、保証制度についての詳しい内容は、「安心の修理保証制度」の保証内容や注意事項などが掲載された以下の説明ページのをご覧下さい。
iPhoneXS Maxで「よくある故障原因と修理方法」
「iPhoneXS Max」をお使い方向けによくある故障原因と修理方法についてご紹介いたします。
端末の調子が悪い方は、参考にご覧下さい。
(1)画面サイズが大きい特徴柄、「画面のひび割れ」が急増中!
画面のひび割れの主な原因
端末の落下時の衝撃が主な原因として一番多く、その他には車に轢かれた圧力による原因などもあります。
修理方法
「iPhoneXS Max」の画面がひび割れてしまった時の修理方法は、「画面交換」です。これまでのiPhoneシリーズ同様、「iPhoneXS Max」の画面はガラス・タッチパネル・ディスプレイが一体になった「アッセンブリ」と呼ばれるパーツです。
画面に関する機能は全てこのパーツが担っているので、画面のひび割れだけではなく「タッチ操作ができない」「画面が映らない」という不具合が起こっている場合も「画面交換」だけで全て改善することができます。
「iPhoneXS Max」の画面を修理するための修理店を選ぶ時に注意したいのは、ディスプレイに「OLEDパネル」を使っているかどうかです。「iPhoneX」以降の一部の機種のディスプレイには、従来使用されていた液晶ではなく、より実物の色に近い発色を得られるというOLED(有機EL)が使われています。
格安修理店の中にはコストを下げる為に「iPhoneXS Max」の画面にもLCD(液晶)を使っている所もありますが、「iPhoneXS Max」は有機ELパネルで動作する前提で設計されているので、見た目の違い以上に発熱などの問題が起こる危険性も高いのです。
スマートドクタープロでは、OLED対応機種には必ずOLEDパネルを使用するようにしています。
(2)カメラレンズの破損
カメラレンズ故障の主な原因
端末の落下時の衝撃、カバンの中で鍵等の硬いものに当たるなどの原因でカメラレンズのひび割れが発生することが多いです。またズボンのポケットに入れたまま椅子に座り破損するというケースなども多いです。
修理方法
「iPhoneXS Max」のカメラレンズがひび割れてしまった場合は、カメラレンズのみを修理できる「カメラレンズ交換」を利用できます。
複数の層からなるガラス製のカメラレンズは、高機能のカメラで美しい写真を撮るのに一役買っています。さらに、埃や水滴などの異物からiPhone本体を守る役割も果たしているので、放置するわけにはいかない故障といえますね。
スマートドクタープロではカメラそのものの修理はもちろん、カメラレンズだけの修理にもしっかり対応しています!
(3)本体背面がひび割れる故障
本体の背面われの主な原因
端末の落下によるケースが多いです。
修理方法
「iPhoneXS Max」の背面ガラスが割れてしまった時は、残念ながら修理する方法はありません。
「画面と同じように交換できないの?」と思うかもしれませんが、技術的な部分はさておき修理ができない理由が別にあるのです。
それは、背面パネルにはApple社の商標であるロゴマークが表示されているからです。商標法により、メーカーが登録したロゴマークが記されたものは許可なく製造・販売することができません。ブランドのコピー品を販売するのが違法であるのと同じことですね。
「iPhoneXS Max」の背面パネルが割れてしまった場合は、メーカーで「本体交換」を依頼するほかありません。
ただし、費用面やその他の理由でメーカーでの修理が難しい場合はご相談ください。
「iPhoneXS Max」の背面パネルが割れてしまった場合、スマートドクタープロでは割れが目立たないようなガラス製フィルムを取り付けることが可能です。
iPhoneXS修理について「スマートドクタープロ」と
「Apple」・「ソフトバンク、ドコモ、au」との比較
iPhoneXS Maxが故障してしまった場合、修理を依頼するお店は主に次のうちのいずれかになります。
●「スマートドクタープロ(街の修理屋さん)」
●「メーカー:Apple(アップル)」、「キャリア:(ソフトバンク、ドコモ、AUなど)」
iPhoneXSを修理する際、「スマートドクタープロ」に依頼するのと、「Apple(アップル)」、「キャリア:(ソフトバンク、ドコモ、AUなど) 」を利用する場合では、修理料金や修理期間にそれぞれ違いがあります。
ここでは、iPhoneXS Maxの修理について、「スマートドクタープロ」と「Apple(アップル)」・「ソフトバンク、ドコモ、AUなどのキャリア」との違いを比較していますので、修理ご検討中の方はご覧ください。
「修理料金」の違いは?
●「スマートドクタープロ」でのiPhoneXS Max修理:4,500 円〜23,800 円ほど。
●「アップルストア(Apple)」、「キャリア」でのiPhoneXS Max修理:12,980 円〜71,280 円ほど。
※価格は税込(情報は2019年9月現在のものです)
「スマートドクタープロ」でのiPhoneXS Max修理は、故障時の端末の状態にもよりますが「メーカー・キャリア」と比較するとおおよそ半額程度の設定です。
「Apple(アップル)」、「キャリア」で行う正規修理は、ほとんどのケースで故障した箇所を修理するのではなく端末を丸ごと交換してしまいます。「スマートドクタープロ」では故障した箇所のみを修理することで修理料金を抑えることができる為、シリーズの中では廉価モデルに位置付けられるiPhoneXS Maxはさらに安価に修理を受けることができます。
「修理期間」の比較
●「スマートドクタープロ」でのiPhoneXS Max修理:即日(30分〜2時間)ほど。予約不要。
●「アップルストア(Apple)」、「キャリア」でのiPhoneXS Max修理:即日〜7日程度。要予約。
iPhoneXSの修理期間についても、「スマートドクタープロ」ではよりスピーディーで柔軟なサービスが受けられます。例えば、画面割れ修理の場合は来店から平均40分程度で修理が完了する上、面倒な予約が不要なのは嬉しい点です。
「Apple(アップル)」、「キャリア」でiPhoneXS Maxを修理する場合、直接店舗に持ち込むか、郵送になります。「アップルストア」で修理する場合は予約が必須ですが、専用サイトから事前予約を済ませれば即日での修理も可能です。ただし、「アップルストア」は大都市に集中していて数も少ないため、店内は非常に混雑していることが多いです。「今日壊れたけど、今日直したい」という希望が叶うことはあまり期待できません。「キャリアショップ」への持ち込みや郵送も1週間程度の期間がかかるようです。
「データはそのままで修理できるか?」の比較
●「スマートドクタープロ」でのiPhoneXS Max修理:データはそのままで修理が可能。
●「アップルストア(Apple)」、「キャリア」でのiPhoneXS Max修理:修理時にデータは消去されます。
「スマートドクタープロ」でのiPhoneXS Maxの修理は、故障した箇所のみ交換します。画面割れなら割れたガラス部分を、バッテリーの劣化ならバッテリーのみを交換する為、本体に保存されたデータが消去されることはありません。
「Apple(アップル)」、「キャリア」では、修理時に必ずデータを消去する必要がある為、バックアップが必須です。万一の場合に備えてバックアップは日頃から取っておくことをお勧めしますが、急に故障しても修理してすぐに壊れる前と同じようにiPhoneを使うことができるのは、「スマートドクタープロ」をご利用頂く大きなメリットの1つです。
以上が、iPhoneXS Max修理について、「スマートドクタープロ」と「Apple(アップル)」、「ソフトバンク、ドコモ、AUなどのキャリア」との違いについての解説でした。
現在、お使いの「iPhoneXS Max」でお困りの方は、「スマートドクタープロ」まで、お気軽にご相談ください。
iPhoneXS Maxの修理で
「よくある質問」
現在、iPhoneXS Maxをお持ちの方で画面が割れていたり、液晶表示に不具合が発生していたり、カメラレンズが破損していたりで修理を検討されている方に、「スマートドクタープロ」で過去に修理をされたお客様からよくある質問についてまとめました。
以下、参考にご覧下さい。
- 「iPhoneXS Max」は防水ですか?水没してしまったようなんです。
- 「iPhoneXS Max」には防沫・耐水性能はありますが、機能は日常の使用の中で損なわれていきます。また、急激な温度変化で本体の内部に水滴が発生することもあります。
- 来店修理の際は事前の予約は必要ですか?
- いいえ、スマートドクタープロに修理をご依頼いただく場合は予約は不要です。
「iPhoneXS Max」の修理に関してご質問などがある場合は、ご依頼予定の店舗までお問い合わせください。
- 郵送での修理はお願いできますか?
- はい、全国どこからでも郵送修理を承ります。
詳しくは郵送修理の専用ページをご覧ください。
- 保証はありますか?
- はい、スマートドクタープロでは最大3ヶ月間の保証をご用意しております。
修理完了時にお渡しする保証書をご持参頂ければ無償で点検致しますので、お気軽にご相談ください。
iPhoneXS Maxのお役立ち情報
「iPhoneXS Max(アイフォンXS Max)」の
機種&パーツ紹介
1. 端末の大きさ、カラー、販売価格のご紹介
「iPhoneXS Max」は、Apple社の10周年記念モデル「iPhoneX」の後継機「iPhoneXS」と同等以上のスペックを持ちながら、大胆なサイズアップも果たしたモデルです。
全モデルの「iPhoneX」はホームボタンの廃止に伴いオールスクリーン(全画面)ディスプレイになり、大きなスクリーンに対して本体サイズは控えめでした。「iPhoneSE」のロングセラーからも分かるようにiPhoneの小型化は多くのユーザーから望まれてきたことではありますが、初めての大画面モデルである「iPhone6Plus」の発売から3年あまり経った2017年、もはや大型iPhoneのサイズでなければ物足りないという声も無視できないほど大きくなっていたのです。
その結果、「iPhoneXS」とほとんど同じ性能・デザインを持ちつつサイズだけを大きくした「iPhoneXS Max」が生まれたというわけですね。
実際に「iPhone6Plus」とのサイズを比較してみると、非常に似通った数値であることがわかります。
●iPhoneXS Max:高さ 157.5mm・幅 77.4mm・厚さ 7.7mm
●iPhone6Plus:高さ 158.1mm・幅 77.8mm・厚さ 7.1mm
ただし、ディスプレイサイズは「iPhone6Plus」の5.5インチに対して6.5インチと大幅な増加を果たしています。
ハード面の素材はというと、OLEDディスプレイ、ガラスとステンレススチールのボディには新色のゴールドも追加され、プロセッサは「第2世代のNeural Engine搭載 A12 Bionicチップ」を使用とここまでで触れた通り「iPhoneXS」と変わりはありません。
強いて違う部分を挙げるならば、ディスプレイのサイズだけではなく解像度もiPhoneシリーズで最大なのが「iPhoneXS Max」の特徴です。さらに、本体が大きくなった分大きなバッテリーを内蔵することもできる為、駆動時間も大きく伸びています。
2. 本体の主な特徴
「大きさやカラーなどの紹介」でも少しお話ししましたが、「iPhoneXS Max」は構造的には「iPhoneXS」と同じ、つまり「iPhoneX」と大きな変更はありません。
パーツの面では「やや良くなった」という程度のアップデートに留まっています。オールスクリーンOLEDは6.5インチと大きくなりましたが、ガラスとステンレススチール製の本体、デュアルカメラはそのまま。本体サイズが大きくなった分バッテリー容量は増加しています。
プロセッサは第2世代の「Neural Engine搭載 A12 Bionicチップ」しっかりと1世代分強化されており、性能面でのアップデートが見られます。
カメラやスピーカー、ディスプレイそのものの数値上のスペックは同じでも、新世代のiPhoneの機能に対応できるよう全てのパーツは新たな部品として製造されており、フラッグシップモデルとしてのこだわりを感じさせます。
3. ディスプレイ
「iPhoneXS Max」のディスプレイは「6.5インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi‑Touchディスプレイ」です。
従来のスマートフォンで主に使用されていたLCD(液晶)と比べてより本来の色味に近く、くっきりした印象を与えるOLED(有機EL)ディスプレイは6.5インチもの大画面で見ても粗が見つかりません。OLEDは黒の発色に優れていると言われ、iOS13で実装された「ダークモード」はOLEDディスプレイでこそ映える機能でしょう。
「iPhoneXS Max」の大きな画面には3D Touch(感圧タッチ)機能も搭載されています。タッチの操作に加えてピーク・ポップと呼ばれる3段階の圧力を感知するこの機能は、複雑な操作を減らして効率よく操作を行うことを可能にしました。たとえば、ミュージックアプリのアイコンをプッシュ(強く押す)すると、アプリを開かなくてもお気に入りの曲の再生ができたり、聴きたい曲を検索できます。サードパーティ製のアプリも3D Touchに対応した機能が割り当てられている物が増えています。
意外と知らない機能も隠されているので、「iPhoneXS Max」をお持ちの方は色々試して見ましょう。
4. カメラ
「iPhoneXS Max」にはデュアル12MPカメラが搭載されています。広角 ƒ/1.8・望遠 ƒ/2.4の6枚構成のレンズ、デュアル光学式手ぶれ補正、最大10倍までのズーム機能、暗所での撮影に適したデュアルOIS機能。既に高機能だったiPhoneXの時代からスペック面での変化は見られませんが、大画面になったことにより撮影時に写真の写りの細かな点に気付きやすいというの「iPhoneXS Max」ならではの利点だと言えるでしょう。
ポートレートモードは6種類の効果が使用でき、進化したボケ効果・深度コントロールを備えています。SNS等のアイコンを撮影する場合にも猛威を奮う新機能です。
5. バッテリー
iPhoneXS Maxの内蔵バッテリー容量は3,174mAh。3000の大台に乗っており、発売当時は全iPhone中文句なしの最大容量、「iPhoneX」より最大1.5時間分長いバッテリー駆動時間です。ビデオ再生時15時間・オーディオ再生時で最大65時間、高電池効率が売りの「iPhoneXR」よりビデオ再生の時間は1時間少ないものの、オーディオ再生の時間は同等です。
ディスプレイサイズとOLEDディスプレイに対応した映像出力の代償といった所ですが、現実的に野外で10数時間動画を見続けることもないでしょうから、1日通常使用するにあたって不都合はない数値でしょう。
A12 Bionicチップの制御による電源の効率アップは大きな効果をもたらしているようです。
6. 充電モジュール
「iPhoneXS Max」は、我々の慣れ親しんだコネクタ接続の充電と「Qi」を用いたワイヤレス充電、2つの充電方式に対応しています。「iPhone8」「iPhoneX」で初めて実装された機能ですが、その後に発売されたモデルには全て備えられていてもはや定番ですね。
何らかの原因でコネクタから充電ができなくなった場合にはワイヤレス充電(無接点充電)による起動が可能になっています。
2方式の充電方法は単に便利なだけではなく、保険の役割を備えた頼もしい機能です。ただワイヤレス充電の機器は購入時に付属していない為、まだまだ十分に普及しているとは言えない点です。
高価格化が進むiPhoneにワイヤレス充電器まで付いてくるとなると価格がさらに上がることは避けられないでしょうから、欲しい人だけが追加購入できるというのは正しい形なのかもしれませんが、せっかくの機能を活かしきれないのは勿体無い気もしますね。
7. スピーカー
「iPhoneXS Max」のメインスピーカーは1つで、オーディオ再生は物理的にモノラルだけではと思いますが、実はステレオ再生に対応しています。
通話時にのみ使用されていた「イヤスピーカー」からも音楽が再生されるので、本体を横向きにすれば大画面でステレオ動画を再生することもできます。
イヤスピーカーの性能向上が感じられるアップデートですね。
8. 防水機能
「iPhoneXS Max」にはIP68の防水・防塵性能が備えられています。防水・防塵の性能を表しているIP68は国際電気標準会議の定めたもので、6等級の防塵性能と8等級の防水性能を持つことを表しています。耐塵については最高等級の6等級、耐水も前モデルから強化されて全8等級のうち8等級と、防水・防塵共に最高クラスを獲得しました。
ちょっとした雨の中での使用も問題になりませんし、「iPhoneX」のIP67より進化して「最大水深2メートルで最大30分間」の耐水性能とされていますが、水没の際はAppleの保証対象外になってしまうことには要注意です。Appleは「耐水・防塵性能は通常の使用でも損なわれていく」とコメントを出しており、実際にiPhoneXS Maxが水没してしまったというご相談もよく頂きます。
「iPhoneXS」と「iPhoneXS Max」の違いについて
「iPhoneXS Max」と「iPhoneXS」に違いがほとんどないというお話はしましたが、同時発売ということもあり何かと比較されることも多い2機種です。
ここでは「iPhoneXS」と「iPhoneXS Max」の違いについて、比較しながらご説明しましょう。
・iPhoneXS:高さ143.6 mm、幅70.9 mm、厚さ7.7 mm、重量177 g
・iPhoneXS Max:高さ157.5 mm、幅77.4 mm、厚さ7.7 mm、重量208 g
「iPhoneXS Max」は「iPhoneXS」よりサイズ・重量共に一回り大きいといった形です。厚みが変わらないせいか、「iPhoneXS Max」を実際に持ってみると意外と邪魔にならない大きさだということに気づくはずです。
・iPhone XS:2,658mAh ビデオ再生最大14時間 オーディオ再生最大60時間
・iPhone XS Max:3,174mAh ビデオ再生最大15時間 オーディオ再生最大65時間
「iPhoneXS Max」は「iPhoneXS」の約1.2倍のバッテリー容量があります。歴代最大容量を持つ「iPhoneXS Max」ですが、パワフルなボディはバッテリー消費量激しい為数値上ほどの駆動時間の差はありません。
iPhoneXS:5.8インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi‑Touchディスプレイ(2,436×1,125ピクセル解像度,458ppi)
iPhoneXS Max:6.5インチ(対角)オールスクリーンOLED Multi‑Touchディスプレイ(2,688×1,242ピクセル解像度,458ppi)
ピクセル解像度の数値は「iPhoneXS Max」の方が大きいように見えますが、どちらも同じ458ppiです。ppiとは画面サイズあたりの密度のことで、「iPhoneXS Max」の方がディスプレイサイズが大きい分、同じ解像度にする為にはピクセル数は大きくなるという話です。
以上、「iPhoneXS」と「iPhoneXS Max」の違いでした。
「これだけ?」と思うかもしれませんが、本体サイズとバッテリー容量以外に違いはなく、本当にこれだけです。これから購入を検討している場合、サイズに関しては使用する人によって好みが別れるため明確にどちらがオススメというのはありませんが、どちらも長期間使える性能を持ったiPhoneなので、可能であればお店で直接本体を触ってみてからの方が良いでしょう。
その他のiPhoneシリーズの修理メニュー
iPhoneXS Max(アイフォンXS Max)以外のシリーズの「修理メニュー」や「修理料金」をご覧になりたい方は、以下よりご覧になりたい「iPhone(アイフォン)」のシリーズを選択してクリックして下さい。