みなさんはiPhoneの「バッテリー交換」をしたことがありますか?
iPhone8・X以降は本体価格が10万円を超えるモデルが続出し、2023年発売のiPhone15Pro Maxの本体価格はなんと24万9,800円(容量:1TB)。昔のように1年に1度新機種に乗り換えるというスタイルでiPhoneを使用する人も今ではごく少数です。
もちろん価格だけではなく性能も向上し、最近のiPhoneは1年どころか2〜3年程度なら不自由なく使用することができます。
しかし、iPhoneの「バッテリーの持ち具合」についてはその限りではありません。
使用環境に大きく左右されるものではありますが、早い人だと1年経たずに、大抵の場合2年も使用すればバッテリーの交換を意識する時期になります。
昔ながらのフィーチャーフォン(=ガラケー)や一部のAndoroidスマホでは自分でも簡単にバッテリー交換ができますが、iPhoneの場合そう簡単にはいきません。
「自分で交換しようとしてiPhoneの電源が入らなくなった・データが取り出せなくなった」というケースや、最悪の場合バッテリーの発火・破裂も起こりうる非常に危険な作業です。
この記事では、「iPhoneのバッテリー交換について、正しい方法や交換のタイミング、料金や注意点」を詳しく解説していきます。
是非ご参考にしてください。
▼iPhoneのバッテリー交換について、今すぐお問い合わせはこちらから
※バッテリー交換修理以外の「ご自身で修理される」等のご質問についてはご回答できませんので予めご了承下さい。
目次
1,iPhoneのバッテリー交換時期のタイミングはいつ?その目安は?
最初に、「iPhoneのバッテリー交換時期のタイミングっていつなのか?」その目安について解説します。
iPhoneのバッテリー交換を検討中の方からよく聞くのは 、「最近減りが早い気がするんだけどバッテリー変えた方がいいかな?」というものです。
確かに電池の減り具合というのは単純に数値化するのが難しい問題ですね。
最初にお話しした通り使用環境によってバッテリーの劣化速度は異なりますし、消耗が早いというのはあくまで使用者本人の感覚に依るところが大きいからです。
とはいえ、iPhoneのバッテリーを交換するか悩んでいる間にも思うように使えないストレスは溜まっていく一方。そんな時のために、バッテリー交換のある程度の目安をチェックする方法をご紹介しましょう。
- 1−1,「バッテリーの状態」をチェック!
- 1−2,「充電回数」をチェック!
それぞれについて、以下で簡単にご説明します。
1−1,「バッテリーの状態」をチェック!
最初にもっとも簡単な目安のチェックをご紹介しましょう。
設定アプリから「自分のiPhoneのバッテリーの状態を確認する方法」です。
●確認方法:「設定>バッテリー>バッテリーの状態」
画像は、「iPhoneの設定>バッテリー>バッテリーの状態」の画面です。
画像では「90%」になっています。
これは、「満タンに充電しても新品の状態の90%程しか電池残量しか溜まらないという意味」です。
高い数値に思えますが、90%を割るようならかなり減りが早いと感じるはずです。
筆者のiPhoneXSのものですが、1日に複数回は充電しながら使っていますね。
以上から、バッテリーの状態が「90%」前後になっていたら交換による電池持ち改善を実感できるでしょう。
最大容量が表示されない場合は?
上記の手順でバッテリーの最大容量を調べた時に正常に表示されないことがあります。
原因として最も多いのは「過去にバッテリーを取り替えたことがある場合」です。
iPhoneに内蔵されているバッテリーは、製造段階で端末固有のものとして認識されます。「バッテリーの状態」はiPhone製造時の情報を基準として表示されるため、過去に非正規修理店や自分でバッテリー交換を行った場合はバッテリーの最大容量を確認することができません。
Apple公式のアナウンスによると機能的な影響はないとのことですが、バッテリーのコンディションを知るには不便なところです。
「バッテリーの状態」から最大容量を確認することができないという方は、以下のチェック項目からご確認ください。
1−2,「充電回数」をチェック!
iPhoneを製造・販売するApple社の公式アナウンスでは、「iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80パーセントを維持できる」とされています。
フル充電サイクルとは電池残量が0%の状態から100%まで充電した場合を1回と数えます。たとえば10%の状態から60%になるまで充電し、40%まで使用した後90%充電したら1回とカウントされます。
▶参考例:(10%+50%)-20%+50%=90%ですが、充電した数値100%=1回ということですね。
「80%を維持できる」と聞くと高い水準のように思えますし、実際バッテリーの性能としては優れていると言って良い数値ではあります。
しかし、裏を返せば「購入時から20%のパフォーマンスが低下する」と言い換えることができます。
同じ環境で同じ使い方をしても、8時間使えていたものが6時間30分足らずしか使えなくなると考えると影響の大きさがわかってくるのではないでしょうか?
長時間の外出中等は少し心もとないですね。
サイクルの正確な把握ができない場合、平均的な使い方で半年から1年程度使っていると不便に感じる方が多いようです。
目安としてチェック方法をご紹介しましたが、身も蓋もない言い方をしてしまえば「バッテリーを交換したいな」と思った時が替え時です。
なお、iPhoneのバッテリー交換時期の目安については、以下の記事でさらに詳しく解説していますのでご参照ください。
▶参考情報:iPhoneのバッテリー交換時期の目安は?最大容量何パーセントで替え時かを解説!
次の段落では、iPhoneのバッテリーを交換する時の正しい方法についてご紹介します。
2,iPhoneのバッテリー交換方法(Apple/正規/キャリア/非正規)について
さて、iPhoneのバッテリーを交換すると決めたら、今度は「どうやって?」、「どこで交換するのか?」という問題が発生します。
同じバッテリー交換でも、自分の使っているiPhoneの購入方法や希望する手続きによって正しい方法は異なります。
ここでは、iPhoneのバッテリー交換方法について、それぞれどんな方法があるかをご紹介していくので、適切にバッテリーを交換するための手助けになればと思います。
(1)交換方法は主には4つ(Apple/正規/キャリア/非正規)
iPhoneのバッテリー交換を行う場合、主な選択肢は4つあります。
- 1, iPhoneを製造・販売するメーカー「Apple」
- 2,iPhoneの交換・修理サポートを担当する「正規代理店」
- 3,iPhoneを販売・回線契約をする「キャリア(au・docomo・softbankなど)」
- 4, iPhoneの修理を専門に行う「非正規修理店」
(2)自分の購入時の条件にあった交換方法を選ぶ(Apple Care+に加入しているかどうか)
iPhoneのバッテリー交換をするお店選びの基準として、iPhone購入時に保証プランに加入しているかどうかを調べておきましょう。
場合によっては無料でバッテリー交換サービスを受けられることもあるので、非常に重要な要素ですね。
●保証サービスは主に2種類
Apple社が提供する「Apple Care+」と、「あんしん保証パック」などのキャリアが提供する保証プランです。
▶参考情報1:「AppleCare+」について詳しくは公式サイトのこちらをご覧下さい。
▶参考情報2:「あんしん保証パック」について詳しくはソフトバンク公式サイトのこちらをご覧下さい。
もっとも最近では、キャリアの保証サービスにも「Apple Care」の名前が入っていたりと、料金プランが違うものの近いサービスを受けられることが多いです。
今回はバッテリー交換についてのお話なので詳しい内容は割愛しますが、重要なのは「加入しているかどうか」です。
覚えていないという方は、購入したお店の会員サイトでプランを確認するか、サポートページから直接問い合わせをしてみましょう。
注意が必要なのは、バッテリーの減りが早いと感じても必ず無償で交換できるわけではないことと、データのバックアップが必須である点です。
▶参考情報:iPhoneのバックアップ方法「iCloud版・iTunes版」をわかりやすく解説!
この点は次で詳しく解説します。
(3)自分の希望する条件にあった交換方法を選ぶ
前段では、「必ず無償交換できるわけではない」、「データのバックアップが必須」とお話ししましたね。
これは実際のバッテリー交換の手続きに関係しています。
ご紹介した4つの交換方法のうち、「1、2、3」は、実際の交換作業は同内容です。
いずれも、「受付時にバッテリーの状態を点検し、交換対象かを確認する」というメーカーの定めた基準に則った手順で交換を行う為、交換対象外と判断されれば有償での交換になります。
基準は明らかにされていませんが、「バッテリーの状態」で80%以上の物については無償交換できたという例は見当たりませんでした。
また、2024年現在、Appleの公式保証である「Apple Care+ for iPhone」のサービス期間は購入から2年間ですが、一般的な使用方法でバッテリーの最大容量が最大容量の80%を下回ったという事例も確認できません。あくまでiPhoneの不具合・不良に対する保証プランであり、「バッテリー持ちを改善する」という目的での利用は想定していないと考えた方が良いでしょう。
さらに、無償交換になった場合も交換時に「データのバックアップ」は必ず行うよう案内されます。
「すぐに交換したい」、「バックアップが取れない状況だ」というケースでは少々厳しい条件と言えますね。
例外は交換方法の4つ目、非正規修理店での交換です。
非正規修理店での交換は、有償であるのと様々な店舗があるため選ぶ際の注意点がありますが、多くの場合データは依頼時と同じ状態、つまり「データそのまま」でiPhoneのバッテリー交換が可能です。
即日修理できる、営業時間が比較的長いお店が多いというのもポイントですね。
即日修理については、以下の情報を参考にしてください。
▶参考情報:その故障当日治せるの?iPhoneを即日修理する方法をわかりやすく解説!
次は、交換方法についての注意点についてもお話ししていきます。
(4)バッテリー交換の修理方法を選ぶ際の注意点(自分ではNG/PSE表示対応か等)
バッテリー交換を行う場合、まずチェックするべきなのは「バッテリーにPSEマークがあるかどうか」です。
▶参考情報:PSEマーク付きバッテリーとは?
「電気用品安全法(電安法)」の対象で、「PSEマーク」を表示したものでなければ日本で販売してはいけません。
PSEマークは単に印刷すればいいというものではなく、世界共通の規格に定められた安全性についての検査をクリアしたものにだけ表示が許されます。
逆に言うと、PSEマークのついていないバッテリーは安全性のテストがされておらず、膨張や発火のリスクも高いと言えます。
・「電気用品安全法」について詳しくは経済産業省公式サイトをご覧下さい。
・スマートドクタープロの「PSEマーク」対応についてはこちら
メーカー・キャリア・代理店を利用する場合、この点はあまり気にする必要はありません。問題は、非正規修理店ですが、これもほとんどの場合は「PSEマーク」がついたものです。
ただし、非常に残念なことに非正規修理店の中には知識が十分でない、あるいは悪意をもって「偽PSEマーク付きバッテリー」を使用している業者もあります。
見分けるのは非常に困難な場合がありますが、選び方について詳しく解説した以下の記事があるのでこちらをご覧ください。
▶参考情報:iPhone修理屋(非正規店)の正しい選び方!おすすめの探し方を総務省登録修理業者が教えます。
また、自分で交換することを考えている方は、絶対にやめておきましょう。
後述しますが、様々な危険とデメリットがあります。
詳しくは、本記事の「5,iPhoneのバッテリーは自分での交換は絶対NG!」でもご説明していますのであわせてご覧ください。
iPhoneのバッテリー交換方法について、だいたいのイメージは掴めたでしょうか?
「結局自分はどこを選べばいいの?」とお悩みの方の為に、次の段落で詳細を比較しています。
3,【値段・時間・データなど比較】iPhoneのバッテリー交換方法4つを比較
前の段落では、iPhoneのバッテリー交換をする際どんな方法があるかを紹介しましたが、次はそれぞれのバッテリー交換方法について「修理料金・修理時間・データそのままかどうか」などの修理サービス内容について比較してみましょう。
まずはわかりやすいように、一覧表にしてみました。
修理方法別の「修理料金・修理時間・データそのままかどうか」の比較表
スマートドクタープロ | Apple | 正規代理店 | キャリア | |
修理料金 | ¥4,950〜¥11,800 | ¥11,200〜¥15,800 ¥37,400〜¥114,800※ |
¥11,200〜¥15,800 ¥37,400〜¥114,800※ |
¥11,200〜¥15,800 ¥37,400〜¥114,800※ |
修理時間 | 当日 (30分〜1時間程度) |
当日〜7日間程度 |
当日〜7日間程度 | 翌日〜7日間程度 |
データ | そのまま | 修理時に消去 | 修理時に消去 | 修理時に消去 |
※すべて税込価格
※診断により本体交換が必要となった場合、本体交換価格が発生します。
※情報は2024年1月現在のもの
それぞれについて、以下で解説していきますね。
(1)【おすすめ】「スマートドクタープロ」(非正規)でのバッテリー交換
●修理期間:当日(30分〜1時間程度)
●データについて:データそのまま。
●修理料金:こちらをご覧ください。
今回ご紹介した中で1番おすすめなのが、総務省登録修理業者「スマートドクタープロ」でのバッテリー交換です。
便宜上、正規店に対する「非正規店」という呼び方をしていますが、今や数多くある街の非正規店の中でも「スマートドクタープロ」は、総務大臣登録の「総務省登録修理業者」で、法令遵守を第一とする修理店です。
メリットは、迅速な対応とデータがそのまま残せるという点。
来店修理なら最短30分程度でバッテリー交換が可能で予約が不要なため、急にバッテリー交換を行う場合に重宝します。また、データもそのままなのでバックアップが取れない、取り方がわからないという方も安心して利用できます。
郵送の場合も、iPhoneが到着した当日のうちにバッテリー交換が完了して返送が可能なので、その他の方法の郵送よりかなり短期で手元に戻って来ます。
▶参考情報:iPhoneの郵送修理について詳しくはこちら
ただし、バッテリー交換を行うかどうかに関わらず、スマートドクタープロでは万一に備えて日頃からバックアップをを取ることを推奨しています。
(2)Appleでのバッテリー交換の特徴
●修理期間:当日〜7日間程度(要事前予約)
●データについて:修理時に消去されます。
「Apple Store」や「Apple サポートサイト」からの依頼がこれにあたります。
修理に持ち込む際に注目するべきは、公式サービスであるという点です。「Apple Care+」に入っている、時間に余裕があるという場合は検討に値します。
注意点としては当日修理可能なStore(店舗)への持ち込みは、事前にサポートサイトからの予約が必要なこと。また、点検の結果次第では、高額な料金が発生することや交換の際データが消えてしまう為バックアップが必須なことです。
実店舗は、「銀座」や「表参道」、「心斎橋」や「梅田」など都市部に集中している為地理的な条件もあります。
「バッテリーだけ交換して欲しい」と思っても、水没やフレームの歪み、カメラの不調などがある場合は受け付けてもらうことができません。
「Apple Care+」に入っていても「スマートドクタープロ」に依頼するという方が多いのはこの辺りがネックになっているようですね。
(3)正規代理店でのバッテリー交換
●修理期間:当日〜7日間程度
●データについて:修理時に消去されます。
Apple社と契約した代理店(=カメラのキタムラ、ビックカメラ、クイックガレージ等のサービスプロバイダ)がこれですね。
基本的なバッテリー交換に関する条件は「Apple」と同じです。
そのため条件等はAppleと同じと認識していただいてOKですので、ここでの解説は省略しますが、「Apple Store」に比べて地方にも店舗が存在すること、予約が不要な店舗が多数あることは相違点として挙げられます。
ただ非常に混雑していることが多く、お店によっては来店から受付までに数時間待つというケースもざらにあるようです。
交換用のバッテリー・端末の在庫もまちまちなので、受付は当日でも交換は後日というケースもありえます。
(4)ドコモ、au、ソフトバンク等のキャリアでのバッテリー交換
●修理期間:翌日〜7日間程度
●データについて:修理時に消去されます。
docomo、au、softbankといった、iPhoneの販売も行うキャリアショップです。
キャリアショップでの回線契約時にiPhoneを購入して、故障した場合は購入店へ相談する方も多いと思います。
キャリアショップでのiPhoneバッテリー交換は、料金や条件に関してメーカー修理とほぼ同じです。というのも、ショップはあくまで修理受付の窓口で実際の修理はメーカーで行うという仕組みになっているからですね。
その為当日中にバッテリー交換できるというケースは見られません。
購入時にキャリアでの保証サービスに加入しているという場合は相談してみても良いでしょう。
もちろんデータは消えてしまうので、バックアップ必須です。
※上記記載されている情報は、2019年8月現在のものです。
その他、iPhoneのバッテリー交換の修理をご検討中の方は、以下のお役立ち関連情報も参考にご覧ください。
・iPhoneの激安修理店(非正規店)の修理で失敗が多発している実例紹介
・iPhone修理屋(非正規店)の正しい選び方!おすすめの探し方を総務省登録修理業者が教えます。
・iPhone修理はデータ消える!?写真やゲームそのままで修理する方法教えます
4,バッテリー交換修理の実際の体験者の修理事例と口コミ
ここでは、実際に「スマートドクタープロ」でiPhoneのバッテリー交換修理をお客様からご依頼いただいた修理事例について一部ご紹介いたします。
以下、参考にご覧下さい。
▶1日に何回も充電が必要だったバッテリーがヘタってしまったiPhoneXの修理事例とお客様の感想
▶他業者でバッテリーを修理したiPhone6が発熱!緊急修理の事例とお客様の感想
▶現在も利用中のiPhone6sのバッテリーの消耗が激しいため修理した事例とお客様の感想
▶バッテリーが膨らんで動かなくなったiPhoneXの修理事例とお客様の感想
5,総務省登録修理業者スマートドクタープロのiPhoneのバッテリー交換修理(PSEマーク表示)
ここでは、iPhoneバッテリー交換比較の段落でおすすめした、「スマートドクタープロ」のiPhoneのバッテリー交換修理について詳しくご紹介します。
(1)「スマートドクタープロ」について
「スマートドクタープロ」は、2009年からiPhone修理事業を開始しました。2015年に施工された「総務省修理業者制度」には街の修理店として初めて国の基準を満たすiPhone修理業者として総務大臣に登録されました。
▶参考情報:「スマートドクタープロ」の総務省登録修理業者制度の対応についてはこちら
2019年8月現在11機種の登録を進め、その全てに品質管理を行なったバッテリーを用意しています。
安心してサービスをご利用いただけるよう、修理パーツはもちろん技術などの品質管理においても世界基準の品質管理体制「ISO9001:2015」の認証を行い、法令を遵守して高品質なサービス提供を目指しています。
▶参考情報:「ISO9001:2015」について詳しい解説はこちらをご覧下さい。
(2)「スマートドクタープロ」のバッテリー交換の修理サービスについて
「スマートドクタープロ」では、iPhoneのバッテリー交換修理の際、世界基準の品質管理体制(ISO9001)に基づく厳しい審査基準とチェックをクリアした高品質なパーツのみをバッテリーの修理だけでなく全修理で使用しています。
バッテリーについては、自社で検査を行うことで全てPSEマーク表示のあるバッテリー(電気用品安全法対応)を使用しています。
自社ブランドの製品を使用し安全管理を行なっている為、その品質は信用に足るものです。
「スマートドクタープロ」で使用するバッテリーはPSE表示対応していますが、万一の事故に備え、PL保険に加入して万全の保証ができるよう対策しています。
また修理を行う技術スタッフは全員が厳しい研修工程と試験をクリアし、定期的に最新の技術研修を受けた専門スタッフがお客様の大切なiPhoneを修理させていただきます。
iPhoneを快適に利用できるよう、修理前後の動作チェックも怠りません。また、ご希望に沿った修理方法をお選び頂けるよう専門スタッフがアドバイスをさせて頂きます。
「iPhoneの画面が割れているけど膨張したバッテリーだけ修理したい」、「急に故障してしまったけどすぐに直したい」など、様々なご要望にもお応えできるよう致しますので、iPhoneのバッテリー膨張でお困りの際はお気軽にご相談ください。
(3)「スマートドクタープロ」直営店のバッテリー交換の修理料金について
以下では、iPhoneのバッテリー交換の修理料金についてご紹介いたします。
※2024年1月現在
機種 | 料金(税込) |
iPhone14Pro・14Pro Max | 11,800円 |
iPhone14Plus | 10,800円 |
iPhone14 | 9,900円 |
iPhone13Pro Max | 11,800円 |
iPhone13Pro | 10,800円 |
iPhone13・13mini | 9,900円 |
iPhone12・12mini・12Pro・12Pro Max | 8,800円 |
iPhone11Pro・11Pro Max | 7,700円 |
iPhone11 | 6,600円 |
iPhoneX・XR・XS | 5,500円 |
iPhoneSE(2020)、SE3 | 5,500円 |
iPhoneSE | 4,950円 |
〜iPhone8 Series | 4,950円 |
※上記料金は「スマートドクタープロ」直営店の修理料金です。FC店は修理料金が異なります。
※料金は定期的に変更しますので、最新の価格は以下の「スマートドクタープロの店舗情報ページ」をご覧ください。
(4)「スマートドクタープロ」の店舗情報について
【大阪府】
▶心斎橋でiPhone修理「スマートドクタープロ大阪心斎橋本店」の店舗情報はこちら
▶梅田でiPhone修理「スマートドクタープロ梅田大阪駅前店」の店舗情報はこちら
【その他】
「郵送修理」でもiPhone修理を受付しております。詳しくは以下をご覧ください。
(5)「スマートドクタープロ」の郵送修理サービス(全国対応可能)について
※上記は、郵送修理に関する解説動画です。
「スマートドクタープロ」では、前段でご紹介した店舗修理だけでなく、郵送修理サービスを提供しています。
大阪心斎橋本店に「郵送修理サービスセンター」があり、毎日、全国から故障したiPhoneを郵送していただいております。
修理の品質においては、こちらも世界基準の品質管理体制(ISO9001)に基づく厳しい審査基準とチェックをクリアした高品質なパーツのみを全修理で使用しています。
郵送修理の修理期間についても、最短で「郵送修理サービスセンター」に故障した端末が到着した日に即日修理で、ご返送を実施しております。(※郵送期間を除けば、こちらも当日修理が可能です)
郵送修理サービスについて詳しくは、以下の専用ページをご覧下さい。
▶参考情報:iPhoneの郵送修理サービスについて詳しくはこちら
▼iPhoneのバッテリー交換について、今すぐお問い合わせはこちらから
※バッテリー交換修理以外の「ご自身で修理される」等のご質問についてはご回答できませんので予めご了承下さい。
6,iPhoneのバッテリー交換修理にバックアップは必要?
iPhoneのバッテリー交換を行う際に、バックアップを作成しておく必要はあるのでしょうか?
『2,iPhoneのバッテリー交換方法(Apple/正規/キャリア/非正規)について』では、iPhoneのバッテリー交換を行う際の選択肢が「正規(Apple)・キャリア・非正規」の3通りあることをご紹介しましたが、これら3通りの修理方法によってバックアップを行う必要性の有無も変わってきます。
この段落では、iPhoneのバッテリー交換をする際にバックアップをとる必要があるかどうか?について、「Apple・キャリア・スマートドクタープロ」の修理方法ごとにそれぞれ解説していきます。
(1)「スマートドクタープロ」でバッテリー交換をする場合はバックアップが必要?
「スマートドクタープロ」でバッテリー交換をする場合、基本的には事前にバックアップをとる必要はありません。
「スマートドクタープロ」でiPhone修理を行う際、故障した箇所のみの交換修理を行います。バッテリー交換もこの例外ではありません。
バッテリー交換後も、iPhoneの内部データを残したまま使用できるというのも「スマートドクタープロ」を利用する大きなメリットです。
ただし、iPhoneのバックアップは、日頃からできるだけ頻繁にとっておく方が良いというのは知っておいてください。
「バッテリー交換をする、しない」に関わらず、万一に備えてバックアップをとった方が、より安心してiPhoneを使用することができます。
iPhoneのバックアップ方法については解説記事をご用意していますので、バックアップのとり方がわからないという方はぜひこちらを参考にしてみてください。
▶参考情報:iPhoneのバックアップ方法「iCloud版・iTunes版」をわかりやすく解説!
(2)正規(Apple/カメラのキタムラ等)/キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)でバッテリー交換を行う場合はバックアップが必要?
正規店(Apple/カメラのキタムラ等)やキャリアショップ(ドコモ、au、ソフトバンク)でバッテリー交換を行う場合は、原則として予めバックアップをとっておく必要があります。
正規店(Apple/カメラのキタムラ等)や、キャリアショップ(ドコモ、au、ソフトバンク)で共通して言えることですが、バッテリー交換に限らずiPhoneの修理を行うと、ほとんどの場合iPhoneを新しいものと取り替える「本体交換」という形式になります。
iPhone本体を丸ごと取り替えてしまうので、当然ながら写真やアプリなどの内部データは全て消えてしまいます。
「Apple Store」でバッテリー交換を行う場合は、稀にバッテリー交換のみ行うこともあうようですが、希望すれば必ずバッテリー交換を行ってもらえるわけではありません。
バッテリーの消耗状況によってメーカー側が交換可否を判断するので、「この消耗度合いではバッテリー交換しても改善はあまり望めない」と判断されれば、バッテリー交換自体をしてもらえない可能性もあるのです。
正規店(Apple/カメラのキタムラ等)やキャリアショップ(ドコモ、au、ソフトバンク)でバッテリー交換を行う場合は、必ず事前にバックアップを作成しておくようにしましょう。
7,iPhoneのバッテリーは自分での交換は絶対NG!
近年ショッピングサイト等でiPhone用のバッテリーが安価で販売されていたり、動画で修理方法が公開されていたりといった状況からか、時折「自分でバッテリーを交換してみよう」と考える方もいるようです。
この記事内でも少し触れましたが、「こんなに危険なことはなく、絶対におすすめできません!」
この段落では、自分でiPhoneのバッテリー交換をすることが絶対におすすめできない理由についてご案内します。
(1)リチウムイオンバッテリーの危険性
前提として、iPhoneの内臓バッテリーとして採用されている「リチウムイオンバッテリー」について勉強しましょう。
「リチウムイオンバッテリー」は、比較的耐久性が高く、コンパクトで安価、何より充電することによって繰り返し使えるという特徴から、iPhoneに限らず他の多くのスマートフォンやゲーム機のバッテリーとしても使われているものです。
しかし、耐久性が高いと言っても、素材として使われているリチウムは可燃性物質です。
例えば、バッテリーを取り外す際に無理な力を加えると内部でショートを起こして発火や破裂の危険があります。
多くの電気を溜め込めるというリチウムの性質は電池として使用する際には大きな利点ですが、この時ばかりは仇となり大きな事故に繋がる原因になるのです。
こちらの写真は、実際にiPhoneのバッテリーが発火した後の写真です。
上記はリチウムイオンバッテリーの性質なので、仮にどんなに厳重なテストを経て安全だと判断された製品だとしても安心はできません。
しっかりとした知識と技術をもったプロに任せるのが1番です。
リチウムイオンバッテリーについては以下の記事でより詳しく解説しています。
▶参考情報:【発火!爆発!危険です】iPhoneのバッテリーが膨張した時!急ぎ修理が必要です!
(2)バッテリーの品質
この段落の最初にも書きましたが、近頃は「Amazon」や「楽天市場」、「yahoo!ショッピング」などの大手ショッピングサイトでもiPhoneの交換用バッテリーが販売されています。
「いつも買い物に使っているサイトだし大丈夫!」と安心してはいけません。
これらのサイトには個人で販売しているショップや、海外の事業者が航空便は船便を利用して販売するという形態をとったショップも多く出店しています。
サイトによって購入した金額についての保証こそあるものの、不良品などのトラブルが起こった際は出品者とのやりとりになります。
また、基本的にサイト側が商品の適法性・安全性のチェックをすることはありません。
●「PSEマーク」のないものが販売されています!
特に、「電気用品安全法」は、日本の法律なので海外には適用されないため、「PSEマーク」のないものも販売されています。
安全性のテストを行なったかどうか不明瞭だというのは、発火や爆発の危険がある電池を購入するにあたってかなり危険だと言えるでしょう。
(3)作業ミスの危険性
一部のサイトでは、「iPhoneのバッテリー交換は難易度が低い」と紹介されていることがあります。
手順の多寡で考えればあながち間違いであるとも言い切れませんが、少なくとも「自力でのiPhoneのバッテリー交換は低リスクである」と捉えるのは絶対誤りです。
iPhone6s以降の機種は、年々部品の圧着が強固になってきており、分解の為にフロントパネルを開けるだけでも破損のリスクは大いにあります。
さらにバッテリーも強く固定されているので、バッテリーそのものに負荷を与えずに取り外すのにもコツが必要です。
動画や画像で手順自体はわかっていても、力を加える角度や強さは感覚的なものなので容易に再現できるものではありません。
バッテリー交換自体は無事に終わっても、起動してみると画面が映らなくなっていたというご相談も時々頂きます。
この点も、経験を積んだ技術者に任せた方が良いという意見の後押しになります。
自分でのバッテリー交換をおすすめしない理由や実際の失敗例など、詳しく解説した記事を以下で公開していますので、あわせてご覧ください。
▶参考情報:自分でのiPhoneのバッテリー交換は絶対NG【違法や故障リスク有り】
▼iPhoneのバッテリー交換について、今すぐお問い合わせはこちらから
※バッテリー交換修理以外の「ご自身で修理される」等のご質問についてはご回答できませんので予めご了承下さい。
8,まとめ
iPhoneのバッテリー交換について、交換時期の目安や値段・修理時間など、修理方法に関して参考になりましたでしょうか?
最後に簡単に今回の内容をまとめておきます。
- iPhoneのバッテリー交換方法は複数ある
- 条件にあった方法を選ぶべき
- 自分での交換はNG
- おすすめの交換方法は、「スマートドクタープロ」です。
お読み頂きありがとうございました。
9,【関連情報】iPhoneのバッテリーに関連するお役立ち情報
今回の記事では、「iPhoneのバッテリー交換!値段や時間、修理方法などを完全解説」についてご説明してきましたが、iPhoneのバッテリーに関するお役立ち情報は、他にもあります。
以下では、そんなiPhoneのバッテリーに関連するトラブルに役立つ情報をまとめておきますので、参考にご覧下さい。
・iPhoneの画面が浮き出した時の修理方法!そのまま放置や自力修理は危険なんです!
・充電したiPhoneのバッテリーの減りが早い!異常!原因と対処方法を修理屋が教えます。
記事更新日:2024年1月17日
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